
このたび、徳洲会臨床工学部会長に就任いたしました河村 誠司(かわむらせいじ)です。現在、徳洲会グループに在籍している約800名の臨床工学技士と共に、今後益々増大する医療機器の安全確保と有効性維持の担い手として、チーム医療に貢献すべく全力を尽くす所存ですので、何卒よろしくお願いいたします。
医療機器の進歩は止まることなく、様々に高度化しています。それらの医療機器を安全に管理する臨床工学技士の役割はますます大きくなりつつあります。今後、医療機器は高度化・複雑化が一層進み、臨床工学技士の更なる活躍が求められて行くでしょう。それに伴い我々の責任は、ますます増大し、我々への期待も大きくなってゆきます。
徳洲会グループは北海道から沖縄の離島まで、病院「72施設」、「診療所・クリニック30施設」、介護老人保健施設「38施設」、訪問看護ステーション「50施設」、介護・福祉・施設事業所他「160施設」を有する巨大組織となっています。私たち徳洲会グループは「生命だけは平等だ」の哲学の下、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」を目指して、医療の原点である救命救急医療はもちろん、予防医療・慢性医療から先進医療に至るまで、地域の皆さまの要望に応える医療を実践し、各地域で信頼と実績を積み重ねています。
徳洲会臨床工学技士の特徴は全国各地にあるグループ各施設との繋がりです。全国を地域別に9ブロック(北海道、東北、北関東、南関東、関西、大阪、九州、離島、沖縄)に分け、またワーキンググループ(血液浄化、内視鏡、医療機器、血液浄化、手術室、高気圧酸素、カテーテル、システム、JCI)が常時活発に活動し医療技術・診療態度の向上にたえず努力しています。
患者様により信頼される医療、仲間達と一丸となれる組織を目指しています。全力で取り組んで参りますので、何卒、倍旧のご指導・ご支援を賜ります様どうぞ宜しくお願い申し上げます。
臨床工学部 部会代表
河村 誠司